【初心者向け】WEBサイト公開までの流れと手順を徹底解説!

こんにちはTERUです。
フリーランスでホームページやECサイト制作を仕事にしています。

読者の悩み

  • ホームページ作成したけど、どうやってインターネット上に公開するの?
  • 公開するにはドメインやサーバーが必要だと分かったけど、具体的にどうすればいいの?

インターネットに公開するためには、いくつかの大きな作業(ステップ)があります。
「サーバー」や「ドメイン」など聞きなれない単語も多く、初心者の方には挫折することも多いと思います。

本記事では、インターネットにWEBサイトを公開するまでの流れを整理し、各作業毎に詳しく手順を解説いたします。

頑張ってインターネットに公開するまで辿り着きましょう!

この記事を読んで分かること

  • ホームページをインターネット上に公開する具体的な手順が分かる。

本記事の信頼性

  • フリーランスとしてWeb制作をメインに仕事をしている。
  • Web制作会社にてディレクターの経験もあり。
  • 普段からエックスサーバー(XSERVER)を利用している。
目次

Webサイトを公開するための予備知識

Webサイトを公開するには、いくつかの専門用語を理解する必要があります。

例えば。

公開用ファイルWebサイトとしてインターネットに公開するファイル一式
ドメインWebサイトがどこにあるかを判別する情報
サーバーユーザーのリクエストに応じてデータやサービスを提供するコンピューター
専門用語の例
TERU

少し分かりづらいですね。。

自分の身近なことに置き換えて考えてみましょう。

Webサイトをインターネットに公開すること→お家を立てることに置き換えます。

各要素の役割

各要素の役割について
各要素の役割
  • サーバー:土地
  • ドメイン:住所
  • SSL:鍵
  • Webサイト:家

土地(サーバー)を契約して、住所(ドメイン)登録を行い、家(Webサイト)を立てる

TERU

こんな感じに置き換えてみると、少しはイメージしやすくなると思います。

WEBサイトがどの様な仕組みで表示されているのか、理解しておくとより本記事の内容が分かりやすいです。

Webサイトの公開方法について詳しく解説

ここからは、一般的なWEBサイト公開までの手順を説明していきます。

WEBサイトを公開するには、下記5つの手順を行います。

各ステップの手順について、一つずつ詳しく解説します。

STEP1:レンタルサーバー契約

まずは土地であるサーバーの契約から進めていきます。

本記事では、当ブログでも使用しているXSERVER(エックスサーバー) を想定して手順を記載します。

サーバー(レンタルサーバー)は、自分が何を重要視するか(費用?or 安心? or 性能?)によって、選択が変わります。
重要視するポイント(基準)の詳細については、下記の記事で解説しています。

国内シェアNo.1レンタルサーバー「エックスサーバーのお得なキャンペーン情報です。
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レンタルサーバー契約は下記の流れで行います。

レンタルサーバー契約の流れ
  1. レンタルサーバーの申し込み
  2. お支払い方法の設定

レンタルサーバーサーバーの申し込み

手順①:XSERVER(エックスサーバー) にアクセスして、画面右上の「お申し込み」を選択します。

サーバーの申し込み

手順②:「10日間無料お試し〜」を選択します。

サーバーの申し込み2

手順③:お申し込みフォーム画面にて、プランの「スタンダード」が選択されていることを確認します。
通常のWebサイトやWordPressブログは、スタンダードプランのスペックで十分です。

サーバーの申し込み3

手順④:画面下の「Xserverアカウントの登録へ進む」を選択します。

サーバーの申し込み4

手順⑤:アカウント情報の入力画面になるので、氏名、住所、電話番号など、必要情報を入力します。

サーバーの申し込み5

重要:パスワードは忘れないようにメモしておきましょう!!

キャンペーン情報などお知らせメールが不要な場合は、チェックを外しておきましょう

手順⑥:入力が完了したら、画面下の「次へ進む」を選択します。

サーバーの申し込み6

手順⑦:入力したメールアドレス宛に6桁の数字のみ記載されたメールが届くので、数字を「確認コード」欄に入力して、「次へ進む」を選択します。

サーバーの申し込み7

手順⑧:確認画面が表示されるので、入力内容に問題なければ、「この内容で申込みする」を選択します。

サーバーの申し込み8

手順⑨:入力したメールアドレス宛にアカウント登録完了のメールが届きます。
件名:「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] 〜」

以上でサーバーのお申し込みは完了です。

「SMS・電話認証へ進む」というボタンが表示された場合

「この内容で申込みする」ではなく、「SMS・電話認証へ進む」が表示された場合の手順になります。

手順①:「SMS・電話認証へ進む」を選択します。

手順②:「認証コードを取得するお電話番号」を入力し、「取得方法」を決めて、「認証コードを取得する」を選択します。
※ここでは、SMSでの取得方法にしています。

サーバーの申し込み9

手順③:指定した取得方法で、認証コードが届きます。認証コードを入力してから「認証して申し込みを完了する」を選択します。

サーバーの申し込み10

お支払い方法の設定

次にお支払い方法の設定を行います。

お支払い方法の設定を行わないと「ドメイン設定」ができません。

手順①:エックスサーバーの管理画面にアクセスします。

お支払い方法の設定

手順②:①「XserverアカウントID」と②登録したパスワードを入力し、「ログインする」を選択します。

お支払い方法の設定2
①XserverアカウントIDアカウント登録完了メールに記載されています。

②パスワードアカウント情報の画面で入力した値

手順③:管理画面の右上にある「料金支払い」を選択します。

お支払い方法の設定3

手順④:料金支払い画面にて、対象サーバーをチェック(①)、更新期間を選択(②)し、「お支払い方法を選択する」を選択します。

お支払い方法の設定4

Xserverの料金は、契約期間によって月額料金が変わってきます。
更新期間は長いほど、金額的にはお得になります。
※契約更新時に、期間を変更することは可能です。

※2023年2月時点の情報です。
出典:料金 | レンタルサーバーならエックスサーバー

手順⑤:あとは好きな決済方法を選択して、お支払いを完了させます。

お支払い方法の設定5

お支払いが完了すれば、「STEP1:サーバー契約」の作業は全て完了です。

STEP2:ドメイン取得

次にWebサイトの住所にあたるドメインを取得します。

レンタルサーバーを契約すると「XXXX.xsrv.jp」のような初期ドメインが自動で割り当てられますが、自分の好きなドメイン名(独自ドメイン)を取得しましょう。

TERU

独自ドメインから簡単にメールアドレスを作成することもできます

ドメイン取得に関するよくある疑問

初期ドメインとは?

初期ドメインとは、レンタルサーバーを契約すると一番初めにもらえるドメインのことです。

例えば、XSERVER(エックスサーバー)の場合、「XXXX.xsrv.jp」な感じの初期ドメインが割り当てられます。※XXXXは任意の文字列

基本的に初期ドメインは、レンタルサーバーが保有する本体ドメイン(ここでは、xsrv.jp)に紐づく形(サブドメイン)で割り当てられます。

独自ドメインとは?

独自ドメインとは、自分で希望する文字列を使用して作るオリジナルのドメインのことです。
※誰も使用していなければ、好きな文字列を指定することが可能です。

企業や個人に関係なく、新たにサイトを作成する場合は、独自ドメインを使用することが一般的です

独自ドメインを取得するメリットは?

多くの人が独自ドメイン取得するのは、下記のメリットがあるからです。

独自ドメイン取得のメリット
  • 自分の好きな文字列を使用できる。
  • ユーザーに対して信頼性や独自性が出る。(覚えてもらいやすい)
  • レンタルサーバーを移行する際もドメインを引き継げる。
  • 取得したドメインでメールアドレスが作成できる。

独自ドメイン取得の手順については、下記の2パターンあり、各記事で詳しく手順を解説しています。

  • XSERVER(エックスサーバー)で独自ドメインを取得する
  • 他サービス事業者で独自ドメインを取得する

XSERVER(エックスサーバー)で独自ドメインを取得する

XSERVER(エックスサーバー)が提供するドメイン取得サービスを利用する方法です。
既にレンタルサーバーの契約が済んでいる場合、3ステップで簡単に独自ドメインが取得できます。

独自ドメイン取得のステップ
  • エックスサーバー(XSERVER)の管理画面にログイン
  • 希望するドメインの空きを確認
  • ドメインの購入手続き

詳しい手順は下記の記事で解説しています。

他サービス事業者で独自ドメインを取得する

XSERVER(エックスサーバー)以外のドメイン取得サービスを利用する方法です。
ここでは、ドメイン取得サービスでも一番有名な「お名前ドットコム」を利用する方法を解説します。

お名前ドットコムは、業界大手のGMOグループが運営する国内シェアNo.1のドメイン取得サービスです。

独自ドメイン取得のステップ
  • 希望するドメインの空きを確認
  • ドメインの購入手続き

詳しい手順は下記の記事で解説しています。

STEP3:ドメイン設定

ドメインの取得ができたら、ドメイン設定を行なっていきます。
ドメイン設定は、サーバー(土地)とドメイン(住所)を紐づける作業になります。

紐付けを行うことで、契約したレンタルサーバー上で独自ドメインが利用できるようになります。

ドメイン設定の手順は、どこでドメインを取得したかで設定方法が異なります。

  • エックスサーバー(XSERVER)でドメイン取得した場合
  • 他サービス事業者からドメイン取得した場合

本記事では、「エックスサーバー(XSERVER)でドメイン取得した場合」の手順を説明します。
「他サービス事業者からドメイン取得した場合」も含めて、ドメイン設定の方法やよくある疑問については、下記の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

エックスサーバー(XSERVER)でドメイン取得した場合

本記事では、「teru1213.online」という独自ドメインを利用します。
各自、自分の取得した独自ドメインに置き換えて読み進めてください。

手順①:Xserverアカウントから①「メールアドレス or XserverアカウントID」と②「パスワード」を入力してログインします。

エックスサーバー(XSERVER)でドメイン取得した場合

手順②:管理画面から、「サーバー管理」を選択します。

エックスサーバー(XSERVER)でドメイン取得した場合2

手順③:サーバーパネルから「ドメイン設定」を選択します。

手順④:ドメイン設定画面にて、「ドメイン設定追加」タブを選択します。

手順⑤:先ほど取得した独自ドメインを入力して「確認画面へ進む」を選択します。

下記2つのオプションについては、チェックをつけたままで大丈夫です。
・無料独自SSLを利用する(推奨)
・高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする(推奨)

手順⑥:確認画面が表示されるので、「追加する」を選択します。

手順⑦:設定完了画面が表示されるので、確認して右下の「戻る」を選択します。

手順⑧:先ほど追加したドメインが、ドメイン一覧の中に表示されていることが確認できます。

追加した直後は「反映待ち」ステータスが表示されています。
サーバーに設定が反映され利用可能になるまで最大で1時間程度かかります。

以上で独自ドメインの設定は完了です。

STEP4:SSL化設定

ドメイン設定ができたら、SSL化設定を行います。

SSL化とは、インターネット上でデータを暗号化してやり取りする仕組み(SSL)を実装することです。

すごく簡単に言うとWebサイト(家)のセキュリティを向上させる作業になります。

SSL化の簡易イメージ図
SSL化の簡易イメージ図

SSL化設定を行うことで、利用者にWebサイトを安全に利用してもらうことができます。

SSL化設定は、2ステップで行います。

エックスサーバー(XSERVER)でSSL化の設定

手順①:管理画面から、「サーバー管理」を選択します。

SSL化の設定2

手順②:サーバーパネルから「SSL設定」を選択します。

SSL化の設定3

手順③:SSL設定画面から、「独自SSL設定追加」タブで対象ドメインが選ばれているのを確認し、「確認画面へ進む」を選択します。

SSL化の設定4

手順④:確認画面が表示されるので、「追加する」を選択します。

SSL化の設定5

手順⑤:設定完了のメッセージが表示されるので、「戻る」を選択します。

SSL化の設定6

手順⑥:先ほど設定したドメインが、無料独自SSL一覧の中に表示されていることが確認できます。

設定した直後は「反映待ち」ステータスが表示されています。
サーバーに設定が反映され利用可能になるまで最大で1時間程度かかります。

常時SSL化の対応(http→httpsへリダイレクト)

手順①:サーバーパネルで、「.htaccess編集」を選択します。

常時SSL化の対応

手順②:ドメイン選択画面で対象ドメインを選択します。

常時SSL化の対応2

手順③:「.htaccess編集」タブを選択し下記の文言を追記し、「確認画面へ進む」を選択します。

## Always On SSL
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
常時SSL化の対応3

手順④:確認画面が表示されるので、「実行する」を選択します。

常時SSL化の対応4

手順⑤:完了メッセージが表示されるので、「戻る」を選択します。

常時SSL化の対応5

以上で、常時SSL化対応は完了です。

SSL化設定の方法やよくある疑問については、下記の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP5:ファイルアップロード(公開)

最後にファイルアップロードを行います。

アップロードとは、ネットワークを通じてサーバー上にデーターを配置する作業です。

Webサイトとして用意した公開用ファイル一式(HTMLファイルや画像等)をサーバーにアップロードします。
これは、Webサイト(家)をサーバー(土地)上に立てる作業になります。

ファイルをアップロードする為に、レンタルサーバーへFTPを使って接続する必要があります。

そもそもFTPとは?

FTPとは、ファイルをやり取り(アップロード・ダウンロード)する際に利用する通信プロトコルの一つです。
通信プロトコルは、ネットワーク通信をする際の決まり事(通信手順)です。

FTP通信イメージ
FTP通信のイメージ図

ファイルアップロードの具体的なステップは下記になります。

ファイルアップロードの4ステップ
  1. FTPソフトのインストール
  2. エックスサーバー(XSERVER)への接続情報を確認
  3. FTPソフトを使用してエックスサーバー(XSERVER)へ接続
  4. 公開用ファイルのアップロード

各ステップの詳細な手順については、下記の記事で解説しています。

ファイルアップロードが完了すると、インターネット上にWebサイトが公開されます!

WordPressで作成したWebサイトの公開方法について

ここでは、WordPressで作成したWEBサイトの公開方法について解説します。

WordPressで作成したWebサイト公開の流れ
  1. レンタルサーバー契約
  2. ドメイン取得
  3. ドメイン設定
  4. SSL化(http→https)設定
  5. WordPressのインストール
  6. WordPressの初期設定
  7. WordPressのページ作成
  8. WordPressデータの移行(データ移行が必要な場合のみ)

STEP1~STEP4については、上記の「一般的なWEBサイト公開の方法」と同じ手順なので割愛します。

STEP5~STEP7について一つずつ解説します。

WordPressのインストール

本記事では、エックスサーバー(XSERVER)でWordPressをインストールする方法を解説します。

他のレンタルサーバでWordPressをインストールする場合は、下記の記事を参考にしてください。

手順①:エックスサーバーの管理画面にアクセスします。

WordPressのインストール

手順②:①「XserverアカウントID」と②登録したパスワードを入力し、「ログインする」を選択します。

WordPressのインストール2

手順③:管理画面から「サーバー管理」を選択します。

WordPressのインストール3

手順④:サーバーパネルから「WordPress簡単インストール」を選択します。

WordPress簡単インストールとは?

管理画面上から値を入力するだけでWordPressが自動でインストールできる機能です。
エックスサーバー(XSERVER)から標準機能として提供されています。

WordPressのインストール4

手順⑤:ドメイン選択画面にて、WordPressをインストールするドメインを選択します。

今回は、「teru1213.online」という独自ドメインにWordPressをインストールします。

WordPressのインストール5

手順⑥:WordPress簡単インストール画面にて、「WordPressインストール」タブを選択し、下記の必要情報を入力します。

WordPressのインストール6
項番項目名説明
1ブログ名サイトタイトルを入力します。
2ユーザー名WordPressで使用する管理ユーザーのユーザー名を入力します。
3パスワードWordPressで使用する管理ユーザーのパスワードを入力します。
4メールアドレスWordPressで使用する管理ユーザーのメールアドレスを入力します。
WordPress簡単インストールの必要情報

後でローカル環境で作成したWordPressサイトのデータを移行するので、ここは適当に入力しておいて問題ありません。後から移行元の情報に上書きされるからです。

手順⑦:必要情報を入力したら、画面下の「確認画面へ進む」を選択します。
※必要情報以外はデフォルトで大丈夫です。

WordPressのインストール7

手順⑧:確認画面が表示されるので「インストールする」を選択します。

WordPressのインストール8

手順⑨:「WordPressのインストールが完了しました。」の文言が表示されれば、インストール完了です。

WordPressのインストール9

サブディレクトリにWordPressをインストールしたい場合は、「サイトURL」にディレクトリ名を入力します。 例)「teru1213.online/test」にWordPressをインストール

管理画面URLとユーザー名/パスワードは、今後も必要になるのでメモしておきましょう。

WordPressの初期設定

WordPress環境のインストールができたら、次に初期設定を行います。
本記事では、初期設定の中でも最低限行うべき作業のみ説明します。

  • WordPress側でのSSL化対応
  • 不要プラグインの削除
  • WordPressテーマの設定
  • 移行用プラグインのインストール&有効化(データ移行が必要な場合)

詳細な初期設定の内容については、下記の記事にまとめているので参考にしてください。

WordPress側でのSSL化対応

「STEP4:SSL化設定」にて、対象ドメイン(今回だとteru1213.online)のSSL化対応は完了しています。

ただWordPressサイトの場合は、WordPress側での対応も必要になります。

手順①:インストール時にメモした管理画面URLにアクセスし、WordPressにログインします。

WordPress側でのSSL化対応

手順②:管理画面のメニューから「設定」-「一般」を選択します。

WordPress側でのSSL化対応2

手順③:一般設定画面にて「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス (URL)」の値を「http〜」→「https」に変更します。

WordPress側でのSSL化対応3

手順④:最後に画面下の「変更を保存」を選択し、設定完了です。

WordPress側でのSSL化対応4

変更後、https〜のURLでログイン画面が表示されるので再度ログインしておきます。

不要プラグインの削除

手順①:管理画面のメニューから「プラグイン」-「インストール済みプラグイン」を選択します。

不要プラグインの削除

手順②:プラグイン一覧画面にて初期インストールされているプラグインを削除します。

削除対象プラグイン
  • Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
  • Hello Dolly
  • TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
不要プラグインの削除2

手順③:削除対象プラグインの下に表示されている「削除」を選択します。

不要プラグインの削除3

ポップアップが表示されるので、「OK」を選択します。

不要プラグインの削除5

他の削除対象プラグインに対しても同じ作業を実施します。

手順④:プラグイン一覧画面にて、プラグインが全て削除されれば、作業完了です。

不要プラグインの削除6

WordPressテーマの設定

WordPressには、テーマと呼ばれるテンプレートを利用します。

テンプレートには、Webサイトのデザインや構成、機能が備わっており、技術者でなくても簡単におしゃれなサイトが作れるようになっています。

WordPressテーマは種類として3パターンあり、どれか一つのテーマを設定します。

テーマの種類概要
無料テーマ無料提供されているテーマ
デフォルトテーマも無料
代表的なテーマ:「Cocoon」、「Lightning」
有料テーマ有料販売されているテーマ
相場は10,000円〜20,000円
代表的なテーマ:「SWELL」、「Snow Monkey」
自作テーマ自作で作るテーマ
オリジナルデザインのサイト制作で利用
WordPressテーマの種類

有料テーマは、初期費用はかかりますが、無料テーマと比較すると機能性や更新性の高さ、サポートが充実しています。

例えば、当ブログでは有料テーマの「SWELL」を利用しています。

SWELLの特徴
  • とにかくブログが書きやすい。
  • 簡単な設定や操作で、SEO対策ができる。
  • デザインスキルが無くてもシンプルでおしゃれなブログが作れる。

導入することで記事作成に集中できるので、本気でブログに取り組むのであればオススメです!

自作テーマは、オリジナルデザインでサイト制作する場合に自ら作成するテーマです。 自作テーマを作るには、WordPressの仕様を理解するのとプログラミング技術がある程度必要になってきます。

僕自身は、自作テーマを作成する上で下記の講座がすごく参考になりました。

Udemy
ちゃんと学ぶ、WordPress テーマ開発講座 WordPressで既存テーマのカスタマイズではない、オリジナルのウェブサイトを作ろう

移行用プラグインのインストール&有効化(データ移行が必要な場合)

別環境で既にWordPressサイトを構築しているなど、データ移行が必要になる場合のみ本作業を実施します。

ローカル環境でWordPressを構築する方法については、下記の記事で解説しています。

WordPressデータの移行に使用するプラグインをインストールしておきます。

手順①:プラグイン一覧画面から「新規追加」を選択します。

不要プラグインの削除7

手順②:プラグインを追加画面にて、検索ボックスに「All-in-One WP Migration」と入力します。

不要プラグインの削除8

手順③:検索結果画面から「All-in-One WP Migration」の「今すぐインストール」を選択します。

不要プラグインの削除9

手順④:インストール完了後に「有効化」を選択します。

不要プラグインの削除10

以上でWordPressの初期設定が全て完了です。

WordPressのページ作成

初期設定が完了すると、最後にページ作成を行います。

WordPressでは、ページの種類として2パターンあります。

ページ種類概要
固定ページ「TOPページ」や「会社概要」などカテゴリに属さない独立したコンテンツを作成する時に使用します。
投稿記事ブログやお知らせなど、後から追加して行くタイプのコンテンツを作成する時に使用します。
カテゴリやタグを使ってコンテンツをグループ分けすることができます。
WordPressのページ種類

ブログサイトを作る場合は投稿記事をメインに利用します。

コーポレートサイトやサービスサイトを作る場合は、固定ページをメインで利用し、お知らせや実績など後から増えていくコンテンツ箇所のみ投稿記事を利用する形が多いです。

WordPressの使い方やページの作り方については、「【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressブログの始め方 」のサイト内で網羅的にカバーされているので参考にしてみてください。

WordPressデータの移行(データ移行が必要な場合のみ)

別環境で既にWordPressサイトを構築しているなど、データ移行が必要になる場合のみ本作業を実施します。

別環境で作成したWordPressサイトのデータを移行します。

【移行元】ローカル環境のWordPressでデータのエクスポート

ローカル環境のWordPressサイトで実施してください。

手順①:管理画面から「All-in-One WP Migration」-「エクスポート」を選択します。

WordPressデータの移行

手順②:エクスポート画面にて、「エクスポート」-「ファイル」を選択します。

WordPressデータの移行2

手順③:ポップアップ画面を選択するとファイルのダウンロードが開始されます。

WordPressデータの移行3

「XXXXX.wpress」という名前のファイルがダウンロードされます。

【移行先】レンタルサーバー上のWordPressにデータをインポート

レンタルサーバー上のWordPressサイトで実施してください。

手順①:管理画面から「All-in-One WP Migration」-「インポート」を選択します。

WordPressデータの移行4

手順②:インポート画面にて、ローカル環境でエクスポートした「XXXXX.wpress」ファイルを選択または、ドラッグ&ドロップします。

WordPressデータの移行5

手順③:ポップ画面が表示されるので「開始」を選択します。

WordPressデータの移行6

手順④:移行完了のポップ画面が表示されるので「完了」を選択します。

WordPressデータの移行7

以上でWordPressで作成したサイトの公開作業が完了です。

WEBサイト公開に関するよくある疑問

WEBサイト公開に関して、よく聞かれる疑問について下記に記載します。

  • WEBサイトを公開するために費用はどれくらいかかりますか?
  • 費用をかけずに無料でWEBサイトを公開する方法はありますか?
  • Google検索に出てきません、どうすればいいですか?
WEBサイトを公開するために費用はどれくらいかかりますか?

大体、月1,500円程度の費用になります。

WEBサイトを公開するためにかかる費用の内訳は、レンタルサーバー代と独自ドメイン代の2つです。

レンタルサーバー代は、どのレンタルサーバーでも月1,000円前後で利用可能です。
※通常のコーポレートサイトを運用する場合のプランを想定

月1,000円前後で利用可能なレンタルサーバーは、下記の記事でも解説しています。

独自ドメインは、ドメインの種類(.com,.jpなど)によって変わりますが月100円〜300円程度で利用可能なものが大半です。

なのでトータルで月1,500円ぐらいは、Webサイトを公開するための費用として考えておく必要があります。

レンタルサーバーでは、サーバー契約時に特典として独自ドメインを永久無料で取得できるキャンペーンをよくやっているので、チェックしてみましょう

費用をかけずに無料でWEBサイトを公開する方法はありますか?

あります。

個人サイトでとりあえず費用をかけずにお試しでWEBサイトを公開したい場合、下記のレンタルサーバーであれば無料で利用可能です。

レンタルサーバーXfree
(エックスフリー)
StarServerFree
(スターサーバーフリー)
XREA Free
(エクスリアフリー)
運営会社エックスサーバー株式会社ネットオウル株式会社GMOデジロック社
公式サイトhttps://www.xfree.ne.jp/https://www.star.ne.jp/free/https://www.xrea.com/
無料のレンタルサーバー

無料で利用できるレンタルサーバーには共通の特徴があります。

  • ディスク容量等のサーバーリソースは、必要最低限しかない。
  • WordPressや独自ドメインも利用できが、公開したサイト内に広告が表示される。
  • サポート対応は提供されていない。

基本的に有料のレンタルサーバーを使用するのが、機能面やサポート面を考慮してもオススメです。

TERU

企業のコーポレートサイトやサービスサイトは必ず有料のレンタルサーバーを契約しましょう

Google検索に出てきません、どうすればいいですか?

Google検索に表示されるには、検索エンジンにURLを登録してもらう必要があります。

検索エンジンが新しいサイトを見つけるまでに通常1〜2ヶ月は、時間がかかります。
なのでGoogle検索に出てくるかどうかは、公開から1〜2ヶ月ほど時間を空けて確認しましょう!

1〜2ヶ月たっても検索結果に表示されない場合、原因と対策を考える必要があります。

まずGoogleの検索エンジンは下記の仕事をインターネット上で行なっています。

検索エンジンのプロセス
  1. URLの発見(ディスカバー)
  2. URLの解析(クロール)
  3. URLの登録(インデックス)
  4. 順位付け(ランキング)

Google検索に出てこない原因は大きく2つ考えられます。

  • Googleの検索エンジンがサイトを発見できていない。
  • Googleの検索エンジンがサイトを発見したけど低品質なコンテンツと判断しURL登録していない。

対策としては、下記の3点が挙げられます。

  • Googleサーチコンソールから登録申請を行う。
  • 他のWebサイトからリンクを貼ってもらう。
  • 定期的にコンテンツを追加する。

Googleサーチコンソールから登録申請を行う。

Googleサーチコンソールは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。

Googleサーチコンソールに公開したWebサイトを登録して利用することで、検索エンジンに対して、「サイトを登録してください!」とリクエストを出すことができます。

Googleサーチコンソールの登録や設定方法は下記のサイトが参考になります。
2022年版|Googleサーチコンソールの使い方(登録・設定方法も解説)

他のWebサイトからリンクを貼ってもらう。

他のWebサイトにリンクを貼ってもらうことで検索エンジンからサイトを見つけてもらいやすくなります。

また、他のWebサイトからリンクをもらうことで、検索エンジンに「外部サイトからおすすめされた質の高いサイト」と評価してもらうことにつながります。

注意点としては、リンクを貼ってもらうサイトは、公開したサイトと関連性があるサイトにしましょう。全然関連性がないサイトの場合、逆にサイト評価を落としてしまいます。

定期的にコンテンツを追加する。

定期的にコンテンツを追加するのが、一番確実な方法です。

ブログの場合、定期的に新規記事を投稿していけば検索エンジンに見つけてもらえる可能性は高くなります。

コーポレートサイトの場合は、月初めに営業日のお知らせを出したり、実績紹介など、お知らせ記事をなるべく増やしましょう。

まとめ

今回は、Webサイトを公開する方法について下記2パータンを具体的に解説しました。

  • 一般的なWebサイトの公開方法
  • WordPressで作成したWebサイトの公開方法
一般的なWebサイトの公開手順
  1. サーバー契約
  2. ドメイン取得
  3. ドメイン設定
  4. SSL化(http→https)設定
  5. ファイルアップロード
WordPressで作成したWebサイトの公開手順
  1. サーバー契約
  2. ドメイン取得
  3. ドメイン設定
  4. SSL化(http→https)設定
  5. WordPressのインストール
  6. WordPressの初期設定
  7. WordPressのページ作成
  8. WordPressデータの移行(データ移行が必要な場合のみ)

初めての方は、一度で理解するのは難しいと思います。
本記事では、公開までの流れを網羅的に記載して、なるべく各ステップの手順を別記事で詳しく解説しています。

TERU

分からなくなったら、何度でも見返してもらえればと思います。

お疲れ様でした。以上です。

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