ブログ記事毎に実施すべきWordPressのSEO対策をやさしく解説

ブログ記事毎に実施すべきWordPressのSEO対策をやさしく解説

こんにちはTERUです。
フリーランスでWEB制作を仕事にしています。

読者の悩み

  • ブログを書く際のSEO対策が知りたい
  • WordPressで実施すべき最低限のSEO対策が知りたい

SEO対策(検索エンジン最適化)の施策はいくつもありますが、ブログを書く際に行うSEO対策として、最低限必要になるのがMETA情報の設定です。

本記事では、WordPressでブログ記事を書く際に実施すべきMETA情報の設定について詳しく解説します。

これからWordPressブログを始めたい方は、XSERVER(エックスサーバー) がおすすめです。詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください!

この記事を読んで分かること

  • WordPressでブログを書く際に実施するSEO対策が分かる
  • WordPressでMETA情報の設定方法が分かる

本記事の信頼性

  • 4年以上フリーランスとしてWeb制作をメインに仕事をしている。
  • WordPress案件の制作経験は100件以上。
  • Web制作会社にてディレクターの経験もあり。
目次

なぜMETA情報の設定は重要なのか?

META情報の設定は、SEO対策の中でも最も重要な施策の1つだからです。

META情報とは?

主に「タイトル」や「ディスクリプション(説明文)」などの要素から構成されるWEBページの内容に関する情報のことを指します。これらの情報は、検索エンジンがページをインデックスする際に利用され、ユーザーが検索結果を閲覧する際にも表示されます。

META情報は、検索エンジンが記事の内容を理解してインデックスするのを助けます。
具体的には、記事毎にタイトルやディスクリプションの情報を、検索エンジンに伝えてあげる必要があります。

また、「タイトル」や「ディスクリプション(説明文)」は検索結果に表示されるため、ユーザーのニーズに応じた内容にすることで、ユーザー行動にも大きな影響を与えることができます。

検索結果の例

META情報の設定は、検索エンジンだけでなく、ユーザー側の視点から見ても重要な作業になります。

WordPressでは、META情報の編集にプラグインが必要

記事毎にタイトルやディスクリプションなどMETA情報を設定する必要がありますが、WordPressの標準機能としてMETA情報を設定する機能がありません。

基本的にSEO対策のプラグインを利用することで、記事毎のMETA情報設定を可能にする必要があります。

SEO対策プラグインとして「SEO SIMPLE PACK」がおすすめ

SEO対策のプラグインは数多くありますが「SEO SIMPLE PACK」がおすすめです。
導入することで、管理画面上から簡単にMETA情報の設定が可能になります。

SEO SIMPLE PACKの特徴
  • 導入&設定が簡単で無料で利用可能
  • ブログに必要なSEO対策の設定のみシンプルにまとめたプラグイン
  • ブログに特化した有料テーマSWELLと開発者が同じ

次の章から具体的に「SEO SIMPLE PACK」の導入方法や使い方について解説します。

SEO SIMPLE PACKの導入方法について

WordPressのプラグインである「SEO SIMPLE PACK」について導入方法を解説します。

プラグインのインストール

WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択します。

「SEO SIMPLE PACK」と入力すると、検索結果に表示されるので「今すぐインストール」を選択します。

プラグインの有効化

「有効化」を選択します。

プラグイン一覧に「SEO SIMPLE PACK」が表示されているのを確認します。

以上でSEO SIMPLE PACKの導入は完了です。

SEO SIMPLE PACKの初期設定について

導入が完了した後は、SEO SIMPLE PACKの初期設定を行います。

SEO SIMPLE PACKでは、ページ種別ごとにMETAタグの設定など細かい設定が可能ですが、今回はブログを始める際の基本的な設定に焦点を当てて解説します。

一般設定

WordPressの管理画面から、「SEO PACK」→「一般設定」を選択します。

複数のタブが用意されていますが、今回設定するのは下記の2つのみです。

今回設定するタブ
  • 基本設定
  • Googleアナリティクス

「投稿ページ」という設定項目も用意されていますが、各投稿ごとに個別にMETA情報を設定すると上書きされるため、デフォルト状態から何も変更する必要はありません。

基本設定

基本設定で確認 or 設定する項目は下記の3つです。

  • フロントページの「タイトル」
  • フロントページの「ディスクリプション」
  • フロントページのキーワード

フロントページの「タイトル」

フロントページの「タイトル」は、WordPressの一般設定の「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を組み合わせ形で設定されています。

「%site_title% %sep% %tagline%」のようなスニペット表示を利用せず、直接文字を設定することも可能です。

「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」は、WordPressの初期設定時に「設定」→「一般」から設定されていると思います。
初期設定がまだの方は、以下の記事を参考にしてください。

フロントページの「ディスクリプション」

フロントページの「ディスクリプション」は、TOPページのディスクリプションに出力される内容を設定します。
運営しているのは、どんなブログなのかサイトの説明を120文字程度で設定しましょう。

フロントページのキーワード

TOPページを上位表示させたいキーワードを設定します。
コンマ区切りで複数設定することも可能です。

おまけ

基本設定の画面下部にある「特殊ページ設定」→「Feed pageをインデックスさせない」は有効にしておくのがおすすめです。

Feed pageはブログの更新情報をまとめたページでWordPress上で自動生成されますが特にインデックスする必要はありません。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、GA4の測定IDを設定するだけです。

Googleアナリティクスの登録がまだの方は、下記の記事を参考にして下さい。

OGP設定

OGP設定では、「基本設定」タブにてブログ記事がSNS上で共有された際の画像を設定します。

ここでは、デフォルト画像(個別で画像指定がなかった際に使用される画像)の設定を行います。

各投稿の編集画面にて個別に画像を設定することもできます。 またブログにアイキャッチ画像が設定されていれば、アイキャッチ画像が優先してOGP画像として使用されます。

WordPressの管理画面から、「SEO PACK」→「OGP設定」を選択します。

“og:image”の画像にて、デフォルトで使用する画像を選択して設定を保存します。

以上でブログを始める際の基本的な設定は完了です。

記事毎のSEO対策の具体的な方法について

記事毎に行う具体的なSEO対策の方法について解説します。

SEO SIMPLE PACK」を導入することで、固定ページや各投稿の編集画面に、SEO対策の入力フィールドが追加されています。

以下の項目が入力フィールドで設定できます。

スクロールできます
設定項目説明
このページの”robots”タグ検索エンジンに対してインデックス要求の設定をします。
このページのタイトルタグ記事のタイトルを設定します。
このページのディスクリプション記事のディスクリプションを設定します。
このページの”og:image”SNSで共有した際に表示される画像を設定します。
設定がない場合、アイキャッチ画像が使用されます。
このページの”canonical” URLコンテンツが重複する記事がある場合、メインとする記事のURLを設定します。
このページのキーワード記事で狙うキーワードを設定します。
記事毎に設定できる項目

入力フィールドにMETAタグ情報を設定していきます。

TERU

毎回ブログ記事を書いた後はこれだけやっておけば大丈夫です!

METAタグ情報の設定

設定できる項目は複数ありますが、基本的にブログ記事を書いた後に利用するのは下記の3つのみです。

  1. このページのタイトルタグ
  2. このページのディスクリプション
  3. このページのキーワード

各投稿ページの編集画面で3つの内容を入力します。

METAタグ情報は、入力を忘れやすいので、記事公開する前に設定できているか確認しましょう!
僕はブログ記事が書き終わったタイミングで設定しています。

よくある質問:タイトルとディスクリプションはどのように決めればいいの?

タイトルとディスクリプションの決め方のポイントを簡単にまとめます。

タイトルのポイント
  • 記事の内容を一言でまとめる
  • 文字数は32文字以内に収める
  • 狙っているキーワードを入れる
ディスクリプションのポイント
  • 記事の概要をわかりやすく伝える
  • 文字数は120文字以内に収める
  • 狙っているキーワードを入れる

検索エンジンはディスクリプションの内容を記事の要約として参考にしますが、検索エンジン側で自動生成しているので、ディスクリプションとは異なる内容が表示される場合もあります。

TERU

日本語的におかしい内容や過度にアピールする文章は不適切と判断されて表示されないパターンはよくあります。

検索結果に表示させたくないページの対応について

検索結果に表示させたくないページには、noindex設定を行います。

以下のようなページは、インデックスされることでサイト全体の評価を落とす可能性があります。

noindex設定をするページの例
  • 別記事と内容が重複しているページ
  • 低品質なページ
  • 検索流入が必要ないページ(お問合せの確認ページや完了ページ等)

設定は、各ページの編集画面にて、「このページの”robots”タグ」項目→「インデックスさせない(noindex)」を選択するだけです。

記事のまとめ

今回はブログのSEO対策として重要なMETA情報の設定について解説しました。

ブログ記事を書いた後に設定するMETA情報
  • タイトル
  • ディスクリプション
  • キーワード

設定自体は簡単で基本的なことですが、SEO対策の中でも重要かつ効果がある施策の一つだと思います。
ブログ記事を作成する際には、作業ルーティンの中に「META情報の設定」を加えて、忘れないようにしましょう。

以上です。

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