こんにちはTERUです。
フリーランスでWEB制作(コーディングとディレクション業務)をしています。
読者の悩み
- ポートフォリオ用のレンタルサーバー選びの基準がよくわからない
Web業界では、転職活動や営業活動など、ポートフォリオをアピールする場面は数多くあります。
なるべく確認相手に見てもらいやすくするため、ポートフォリオをインターネット上に公開しておくのが一般的です。
インターネット上に公開するためには、レンタルサーバーの契約が必須になります。
本記事では、レンタルサーバーを選ぶ際のポイント(基準)と僕がこれまで利用したことがある、オススメのレンタルサーバーをご紹介します!

サーバー契約して、自身のポートフォリオサイトを公開することは、プログラミングやデザイン以外に基本的なサーバー操作もできるというアピールにも繋がります。
手っ取り早く、ポートフォリオにオススメのレンタルサーバーを知りたい方は、こちらからどうぞ
この記事を読んで分かること
- 自分にあったレンタルサーバーの選び方が分かる
本記事の信頼性
- フリーランスとしてWordPress案件を中心としたWeb制作をメインに仕事をしている
- Web制作会社にてディレクターの経験もあり
- Web制作のフリーランスチーム(GrabAir)でも活動中
【ポートフォリオ用】レンタルサーバー選びのポイント
ポートフォリオ用にレンタルサーバーを選ぶ際のポイントを説明します。
- 費用
- 機能
- サポート体制
- 処理速度
- ディスク容量
- その他(ドメイン数やDB数)
費用
レンタルサーバーの費用は2つに分けられます。
- 初期費用
- 月額費用
ここで上記2つの費用を安くするポイントを2つご紹介します。
- キャンペーン期間中に申し込む
- 契約期間を長くする
キャンペーン期間中に申し込む
レンタルサーバーは、キャンペーン期間中に申し込みましょう。
各社とも頻繁にキャンペーンを実施しており、初期費用無料やドメインを一つ無料取得が特典としてついてきます。
自分が契約したいレンタルサーバーを決めたら、キャンペーンを行っていないかまず確認しましょう。
契約期間を長くする
レンタルサーバーの契約期間はなるべく長くしましょう。
各社ともに契約期間を長くすると初期費用が無料になったり、月額費用が安くなります。
※2022年3月時点の情報です。
ポートフォリオで利用する際も、半年から1年は利用すると想定して契約する方がオススメです!
契約更新を自動更新にする
契約更新は、なるべく自動更新にしておきましょう。
自動更新に設定しておくと月額費用が安くなる場合があります。

手動更新にして、契約切れになるパターンも多いので自動更新に設定しておきましょう。
結論、500円〜1,200円(月額費用)の範囲に収まること。
なぜなら、レンタルサーバーによっては、無料や500円以下で利用できるものもあります。
ただ、あまりに安すぎるとサービスの品質が心配になるからです。
機能
大前提としてWordPressが利用できることを基準とします。
なぜなら、サイト制作の多くはWordPressで実装を行います。
レンタルサーバーの中に、ポートフォリオだけでなく開発環境など複数サイトを構築する場合も十分考えられるので、WordPressが問題なく利用できることは、重要です。

ポートフォリオもWordPressで制作できてればアピールポイントになります。
- WordPressが利用できること
- 運用に関する便利機能が充実していること
- 簡単インストール機能
- 無料独自SSL設定
- 簡単移行機能
- バックアップ機能
- セキュリティ機能
サポート体制と品質
メールと電話のサポート体制があることを基準とします。
品質については、僕の経験上、利用者が多いサービスの方がサポート品質が高いです。
なぜなら、サービスの利用者が多い方が、運営側もサポートにお金を回せますし、長く利用してもらう事に力を入れます。
利用者が少ない場合、まず利用者を増やす方に力を入れるので、サポートを手厚くするのは、後回しになります。

個人的にエックスサーバーには、ドメイン移管など何回か質問しましたが、対応良かったです。
- メールと電話のサポート体制があること
- 利用者が多く、ある程度認知されているレンタルサーバーであること
処理速度
基本的な考え方としては、処理速度がなるべく早いレンタルサーバーを基準とします。
なぜなら処理速度は、サイトの表示速度に大きく影響があるからです。
具体的には、処理速度が遅いとサイトの表示速度が遅くなり、訪問したユーザーが離脱する可能性が高まります。

ページの表示速度が3秒以上になると直帰率(1ページ目で離脱)が急増します。
- 実処理速度を測定している下記サイトを参考にしました。
>>【実測】レンタルサーバーの速度を徹底比較!最速のサーバーはどこだ?!
ディスク容量
ディスク容量も確認が必要です。
WordPressでサイトを更新していると数GBのファイルサイズはすぐに使用します。
複数のWordPressサイトを運用することやバックアップの取得も考慮して100GB以上はディスク容量を確保したいです。
- ディスク容量が100GB以上であること
- 使用するディスクはSSDであること

SSDは読み書き速度が非常に速いディスク装置のことです!
その他(ドメイン数やDB数)
複数のWordPressサイトを制作 or 運用したい場合は、ドメインやDBが複数作成できるか確認しておく必要があります。
ドメインの場合、「マルチドメイン」、「サブドメイン」に対応していることを確認しましょう。
DBは、サイト毎に作成が必要なので複数作成できることを確認しておきます。
- 「マルチドメイン」、「サブドメイン」に対応していること
- DBを複数作成できること
【ポートフォリオ用】おすすめのレンタルサーバー 3選

僕が実際に、使用したことがあるレンタルサーバーの中からおすすめの3社を紹介します。
3社ともに選定基準をクリアしており、ポートフォリオだけでなく、制作案件でWordPressを利用する上でも問題ないレンタルサーバーです。
おすすめ①:Xserver(エックスサーバー)

特徴
- 17年の実績と国内シェアNo1の人気レンタルサーバー
- サーバー稼働率99.99%以上の安定した環境提供
- 全プランに「自動バックアップ」機能がついており、サービス体制が手厚い
Xserver(エックスサーバー)は、1番人気で定番のレンタルサーバーです。
こだわりがなく、とにかく安心してWordPressを利用したい場合は、Xserverをおすすめします。
制作会社さんの案件でも利用する機会ので、サーバー操作を学ぶ上でもおすすめです。
初期費用0円や独自ドメインの永久無料など、キャンペーンも多く実施しています。


このブログもXserverで運用しています。
プラン
Xserverには3種類(スタンダード、プレミアム、ビジネス)のプランがあります。
※2022年3月時点の情報です。
プランによって、vCPU(リソース保証)、メモリ(リソース保証)、ディスク容量の値が変わります。
一般的にレンタルサーバーでは、他のユーザーとvCPUやメモリを共有して使用しています。
リソース保証の値は、他のユーザーに影響を受けず、自分だけに確実に割当てられるvCPUやメモリの値になります。

ポートフォリオや一般的なコーポレートサイトであればスタンダードプランで問題ありません。
料金
Xserverの料金は、契約期間によって月額料金が変わってきます。
※契約更新時に、期間を変更することは可能です。
※2022年4月時点の情報です。
ポートフォリオサイトや制作案件での利用も考えると、初回契約時には、6ヶ月か12ヶ月の契約期間をオススメしています。
公式サイトから料金シミュレーションもできるので、試してみてください。
基本情報
サービス名 | XSERVER(エックスサーバー) |
運営会社 | エックスサーバー株式会社 |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ |
エックスサーバーを使ったポートフォリオの公開方法について、別記事でまとめていますので参考にして下さい。

おすすめ②:ロリポップ!レンタルサーバー

特徴
- 1番の老舗、これまでの利用サイト数は200万
- 月額料金がとにかく安い
- 業界大手であるGMOインターネットの子会社が運営
ロリポップ!レンタルサーバーでは、WordPressが利用できるサーバーも月額1000円以下で利用可能です。
※詳細な料金は公式サイトをご確認ください。
とにかくコスパ重視でWordPressを利用したい場合は、ロリポップをおすすめします。

一番安いのはライトプランですが、ポートフォリオや仕事で利用するなら、スタンダードプラン以上にしておきましょう。
プラン
ロリポップ!には、用途別に5つのプランが用意されています。
エンタープライズ以外は、月額1000円以内と安いのが特徴です。
※2022年4月時点の情報です。

通常のポートフォリオサイトやブログを運営するには、スタンダードプランのスペックで十分です。
料金
ロリポップの料金も、契約期間によって月額料金が変わってきます。
※契約更新時に、期間を変更することは可能です。
※料金シミュレーターの実行例ー2022年4月時点の情報です。
公式サイトから料金シミュレーションもできるので、試してみてください。
※プランの下にシミュレーションツール(簡単料金シミュレーター)があります。
基本情報
サービス名 | ロリポップ!レンタルサーバー |
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
公式サイト | https://lolipop.jp/ |
ロリポップ!レンタルサーバーの契約からWordPressインストールまでの流れを、大量の画像を使って別記事にまとめていますので参考にしてください。

おすすめ③:ConoHa WING(コノハウィング)

特徴
- 国内最速の処理速度
- 料金プランか従量課金と月額で選べる
- WordPressテーマも管理画面から設定可能(ブログ開設簡単)
ConoHa WING(コノハウィング)は、比較的新しいレンタルサーバーになります。
1番の特徴は国内最速の処理速度を提供していることです。
サーバーの処理速度は非常に重要です。
なぜなら、サイトの表示スピードは、ユーザー体験やSEOにも影響してくるからです。
高性能のサーバーでWordPressを利用したい場合は、ConoHa WING(コノハウィング)をおすすめします。
プラン
ConoHa WINGには、下記3つのプランが用意されています。
- ベーシック
- スタンダード
- プレミアム
※2022年4月時点の情報です。
プランによって、ディスク(SSD)、メモリ、vCPUの値が変わります。

ポートフォリオや一般的なコーポレートサイトであればベーシックプランで問題ありません。
料金
料金については、「通常」と「WINGパック」の2つのタイプがあります。
基本的に長期利用割引プランである「WINGパック」がおすすめです。
なぜなら、通常プランの従量課金よりWINGパックの月額費用の方が安くなるからです。
さらに独自ドメインが無料で取得できたりとお得な特典もついてきます。
※詳細な料金は公式サイトをご確認ください。

WINGパックは3ヶ月以上の利用が前提になりますが、特に問題ないと思います。
基本情報
サービス名 | ConoHa WING(コノハウィング) |
運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
公式サイト | https://www.conoha.jp/wing/ |
ConoHa WINGの契約からWordPressインストールまでの流れを、大量の画像を使って別記事にまとめていますので参考にしてください。

まとめ:自分が一番重要視するポイントに合わせて選択しよう
結論、自分が重要視するポイントを決めて、レンタルサーバーを選択しましょう。
本記事で選定した3つのレンタルサーバーは、お互いに大きな差はなく、ポートフォリオ用に使うのも問題ありません。
各社ともに特徴があるので、自分が重要視するポイントと特徴があっているレンタルサーバーを選択しましょう。
重要ポイント別おすすめレンタルサーバー
重要視するポイント | レンタルサーバー | 補足 |
---|---|---|
安心 | Xserver | とにかく安心してWordPressを利用したい場合におすすめ |
費用 | ロリポップ!レンタルサーバー | とにかく安くWordPressを利用したい場合におすすめ |
性能 | ConoHa WING | 高性能のサーバーでWordPressを利用したい場合におすすめ |
今回は、ポートフォリオ用のレンタルサーバー について選び方の基準とおすすめについて紹介しました。
初めてレンタルサーバー を利用する方に少しでも参考になれば嬉しいです。
以上になります。ありがとうございました!